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著者名 |
山中恒 |
出版社 |
小学館 |
出版年月 |
2015年08月 |
参考価格 |
¥715 |
頁数 |
348p |
ISBN |
978-4-09-406191-8 |
内容 |
【要旨情報】 国外から批判を浴び、国内では賛否が対立する総理大臣の靖国神社参拝。そもそも靖国神社の成り立ちとは?靖国の神とは何か。なぜ戦災死者は祀られず、A級戦犯は合祀されているのか。その背景を知ることなく、問題の本質は理解できないと著者は言う。「少国民シリーズ」で戦時下の教育の実態を明らかにした著者が、膨大な資料から靖国神社とは何かを一問一答形式で紐解く。国会が安保法案に揺れ、国民が未来の選択を迫られる戦後七〇年目に歴史を正視するための必読書。
【e-honおすすめコメント】 戦後70年に歴史を正視するための必読書 《二〇一五年の靖国神社の春の大祭には安倍晋三が真榊を供え、二名の女性閣僚が公式に参拝し、国会議員も大挙参拝し、防衛大学の学生約二〇〇名も参拝し、靖国神社も風物詩化したみたいになってきました。つまり靖国神社そのものの存在理由について、誰もが問題にしなくなってきました。それにつれて靖国神社に参拝するということは、どういう意味があるのかを考えなくなってきたようです。》(「文庫化によせて」より) 戦後70年を迎える2015年、政府は安保法案成立に突進している。社会は右傾化し、総理の靖国参拝に異を唱える人も少なくなりつつある。しかし、かつて小泉総理の靖国神社参拝が賛否両論を起こした理由も、現在の安倍総理の参拝を中国や韓国が非難する理由も、その背景にある歴史的事実を冷静に見つめなければ理解できないだろうと著者は言う。『ボクラ少国民』など少国民シリーズで、戦時下の教育の実態を明らかにしてきた著者が、膨大な資料から靖国神社とは何かを一問一答形式で紐解く。戦後70年に歴史を正視し、問題の本質を理解するための必読書。
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目次 |
【目次】 靖国神社はなぜ戦災死者を祀らないのですか? 靖国神社はいつ頃できたのですか?
靖国神社の神と八百万の神はどう違うのですか? 過激な国家神道とは? 復古神道と靖国神社の関係は? 教派神道と国家神道の違いは? 靖国神社は宗教ですか? 靖国神社は軍事施設ですか? 靖国神社と徴兵制度の関係は? なぜ西郷隆盛は靖国神社に祀られないのですか? 韓国と靖国神社の関係は? 日清戦争と靖国神社の関係は? 日清戦争で靖国の神は変わりましたか? 靖国神社の例大祭とはどういうものですか? なぜA級戦犯が靖国神社に合祀されたのですか? 中国と靖国神社の関係は? 靖国神社の祭神はなぜ増えたのですか? 戦後の靖国神社と公式参拝問題の関係は? なぜ靖国神社に祀り続けたのか?
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ジャンル |
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