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著者名 |
柏井壽 |
出版社 |
小学館 |
出版年月 |
2015年11月 |
参考価格 |
¥682 |
頁数 |
253p |
ISBN |
978-4-09-406228-1 |
内容 |
【要旨情報】 忘れられない、でも二度と味わうことのできない一皿。京都・東本願寺近くにひっそりと佇む食堂では、そんな記憶の中の味を再現するという。確執がある父のレシピを知りたいシングルマザー、恋人に過去を告白するため、子供時代の焼飯を捜すモデル、故郷に帰る決意を固めようと、かつて味わった天丼を求める一発屋と呼ばれた歌い手…。元警察官で料理人の鴨川流、娘のこいし、トラ猫のひるねのもてなしは、人生に迷える人々の背中をやさしく押し出す。心もお腹も温まる、美味しいミステリー、第二弾!
【e-honおすすめコメント】 あの日の家族の食卓、捜します。
【出版社コメント】 あの日の家族の食卓、捜します。第一話 海苔弁 料理下手な父親が覚えた、たった一つの手料理近体大の北野恭介は、水泳界のホープだ。彼は中一の夏から中三の卒業まで、父親に毎日同じ弁当を持たされたという。第二話 ハンバーグ 息子の大好きなハンバーグが許せない母親の後悔食ジャーナリストの竹田佳奈は、息子の一番好きな食べ物が、実家のハンバーグであることが気に入らない。第三話 クリスマスケーキ 息子を交通事故で亡くした夫婦のけじめ和菓子屋『香甘堂』を営む坂本正幸夫妻は、六年前に一人息子を亡くした。過去に踏ん切りをつける決心をしたが…。第四話 焼飯 知られたくない、でも忘れられない過去がある白崎初子は、鴨川こいしと大学の同級生。初子は、大企業の御曹司からプロポーズを受けているという。第五話 中華そば 引き継がれたものは、夢を追い続ける心小野寺勝司は大学時代、バンド練習を北大路橋の下で行っていたが、そこにはいつも同じ屋台が出ていた。第六話 天丼 迷わん人生てなもん、どこにもありまへん「北のひとつ星」という大ヒット曲の歌い手藤川景子は帰郷を決意したが、その前にかつてご馳走してもらった天丼を食べたいという。
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目次 |
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ジャンル |
文庫 > 文芸・総合文庫 > 文芸・総合文庫 > 小学館文庫
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