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著者名 |
鴻上尚史 |
出版社 |
小学館 |
出版年月 |
2018年02月 |
参考価格 |
¥759 |
頁数 |
400p |
ISBN |
978-4-09-406490-2 |
内容 |
【要旨情報】 イギリスでの俳優教育の基本、技術を学ぶためのロンドンの演劇学校に留学した三十九歳の鴻上氏。準備は万全、のはずだったが、そこは想像を超える“英語の戦場”だった!日本では名の知れた演出家で作家の著者が、英語の聞き取りに苦戦しながら、ぴちぴち黒タイツを身につけ鬼ごっこをしたり動物の真似をしたり。時折演出家の視点が覗くも生徒に徹し、イギリス流ワークショップに取り組む姿がユーモラスな文体で綴られる。俳優志望者だけでなくすべての人の人生に有益な、泣き笑い奮闘記。文庫化にあたり、装画を担当した役者で芸人の片桐仁氏との特別対談も収録。
【出版社コメント】 演劇人生の核となった、泣き笑い留学日記イギリスでの俳優教育の何百年にもわたる蓄積をもらってこようと、ロンドンのギルドホール音楽・演劇学校に留学することにした鴻上尚史氏。英語で行われる授業に備えてみっちり勉強し、準備は万全――のはずだった。が……、そこは、想像をはるかに超える“英語の戦場”だった!日本ではすでに名の知れた演出家にして作家である著者が一念発起、39歳で挑んだ1年間のロンドン留学。聞き取れない英語に苦戦しながら、イギリスはじめ世界各国から集まった20歳前後の俳優志望者たちとともに、ぴちぴち黒タイツを身につけ、学校生活に邁進していく。真剣に“鬼ごっこ”をし、歌い、踊る。週末ごとに動物園に行き、そこで観察してきた動物の真似を大真面目に披露する。さらには布になったり、火になったり、新聞紙と一体になったり――。たまに演出家としての視点が顔を出すものも、あくまでも生徒に徹し、悩み、考え、イギリス流ワークショップに取り組んでいく著者の、素直で涙ぐましい姿が、独特のユーモラスな文体で綴られる。一方で、時折浮き彫りになるイギリスの階級制度や差別意識。そして、著者が思う、俳優という職業の厳しさと残酷さ、素敵さ。その後も演出家として日本の演劇界をリードする著者の心の原点となった泣き笑い奮闘記。若いクラスメイトたちとともに汗を流した、愛しい日々の記録である。文庫化にあたり、装画も担当した、ラーメンズ・片桐仁との特別対談も収録。
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目次 |
【目次】 1章 そんなわけでロンドンに来た 2章 ショウと呼んで下さい(入学1週目)
3章 マッサージキング(2週目~4週目) 4章 気分はミアキャット(5週目~1学期修了) 5章 アイム・フリー!(二学期) 6章 いよいよ「シェイクスピア」である(三学期) 巻末スペシャル対談 片桐仁×鴻上尚史
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ジャンル |
文庫 > 文芸・総合文庫 > 文芸・総合文庫 > 小学館文庫
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