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著者名 |
花村えい子 |
出版社 |
小学館 |
出版年月 |
2019年05月 |
参考価格 |
¥660 |
頁数 |
288p |
ISBN |
978-4-09-406638-8 |
内容 |
【要旨情報】 1001年以後の起筆とされ成立年代は未詳。平安中期の長編物語。54帖。紫式部作。仏教的宿世観を基底にし、平安貴族の理想像と光明が、当時の貴族社会の矛盾と行きづまりを反映して、次第に苦悶と憂愁に満ちたものになっていく過程が描かれ、「もののあわれ」の世界を展開する。登場人物の個性、心の陰影など写実的な描写にすぐれ、あらゆる物語的要素を含んで、日本古典の最高峰とされる。
【出版社コメント】 マンガで読む。巨匠で読む。「源氏物語」紫式部が『源氏物語』を書いた平安時代中期、ヨーロッパはまだ、一部の歴史家に「暗黒時代(ダークエイジ)」と呼ばれるような時代でした。文章だって幼稚なものしか書けなかった。そんな時代に、日本人の女性がこれだけ完成度の高い長編物語を書いたということは、日本人が誇りにしていいことだと思うんです。事実、1999年に、イギリスのオックスフォードやケンブリッジの歴史学者が「この千年間で偉大な業績を残した歴史上の30人」というのを選んだときに、日本人ではただひとり紫式部が選ばれました。日本文学の最高傑作『源氏物語』は日本文学の最高傑作というより、世界規模の文化遺産なんですね。みなさんも花村先生のマンガで『源氏物語』を楽しまれたあとは、ぜひ原文に挑戦してみてください。今すぐでなくてもかまいません。年配の方は今すぐでも差支えありませんが、若い方たちは、お年を召してからの方がいいと思います。『源氏物語』は大人のための世間話ですから。(上巻:望月光氏の作品解説より抜粋)中巻には「須磨 其の二」「明石」「澪標」「蓬生」「関屋」「絵合」「松風」「薄雲」「朝顔」「少女」「玉蔓」「初音」「胡蝶」「蛍」「常夏」「篝火」「野分」「行幸」「藤袴」「真木柱」「梅枝」「藤裏葉」「若菜 上 其の一」を収録。
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目次 |
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ジャンル |
文庫 > 文芸・総合文庫 > 文芸・総合文庫 > 小学館文庫
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