黒澤明MEMORIAL 10 別巻 +2 小学館DVD & book
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著者名 |
野上照代 |
出版社 |
小学館 |
出版年月 |
2011年03月 |
参考価格 |
¥3,630 |
頁数 |
32p |
ISBN |
978-4-09-480452-2 |
内容 |
【出版社商品紹介】 文豪・芥川龍之介の小説に材をとり、空前の映像美で撮影された文芸大作「羅生門」が、本企画の千秋楽を飾る。
【出版社コメント】 日本の至宝、ヴェネチア・グランプリ受賞作昭和26年9月。『白痴』が不本意な形で公開、酷評され、失意のどん底にあった黒澤明。彼にもたらされたのが、「『羅生門』ヴァネチア映画祭グランプリ受賞」の報だった。この一報が、戦後の失意に沈む日本人に勇気を与え、日本の文化が世界で再評価される契機となり、黒澤が世界的映像作家への道を歩む第一歩となった。労働争議により48年から古巣・東宝を離れていた黒澤明は、49年の『静かなる決闘』に続き、2本目の大映作品を撮影することになっていた。黒澤が取り上げたのが、当時全くの新人・橋本忍が芥川龍之介の「藪の中」を元に書きあげたシナリオだった。後に『生きる』『七人の侍』をともに生み出す盟友となる二人は、そのシナリオを『羅生門』に昇華させた。黒澤は、その芸術の香り高いシナリオを、しかし静謐な文芸作品としては撮らなかった。見上げるほど巨大な羅生門のセット、バケツでぶちまけたような雨、目もくらむような陽光、濃密な男女の交情、無様な(したがって迫真の)剣戟。これはかつて誰も見たことのない芸術。そう、「映画」という名の芸術だった。これは戦後の日本が世界にたたきつけた、映画という形を借りた挑戦状だ。
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目次 |
【目次】 黒澤明『羅生門』を語る 『羅生門』作品解説
黒澤明プロフィール 特別インタビュー・第10回 紅谷愃一(聞き手・野上照代)「僕の映画と音の旅は『羅生門』から始まった。」 三船敏郎プロフィール 京マチ子プロフィール 森雅之・志村喬プロフィール 千秋実・上田吉二郎プロフィール 加東大介・本間文子プロフィール スタッフ紹介―橋本忍・宮川一夫・早坂文雄 メイキング・オブ・黒澤映画―野上照代の耄碌録 『羅生門』作品データ・全スタッフ&キャスト 別館特集・全作品紹介2 黒澤明監督作品1985‐1993
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ジャンル |
芸術・芸能 > 映画・テレビ > 映画 > 日本映画 監督別
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