著者名 | 桂枝雀(2代目) |
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出版社 | 小学館 |
出版年月 | 2017年01月 |
参考価格 | ¥3,080 |
頁数 | 32p |
ISBN | 978-4-09-480473-7 |
内容 |
【出版社コメント】 古田新太が熱く語る、枝雀の魅力上方の夏のおなじみ噺『船弁慶』と東京では『たらちね』で知られる『延陽伯』。『船弁慶』は、上方では夏の代表的な噺で、五代目桂文枝師匠の十八番ネタでした。本来の型とちがう枝雀ならではの、いきなり主人公・喜六のセリフから噺に入る演出。イラチ(せっかち)な枝雀らしい導入をお楽しみください。夏の夕の風情を醸し出すところには、歌舞伎の『夏祭浪花鑑』の仕草を取り入れたり、橋の上にさしかかったところで涼しい川風が吹いてくるような描写も見事。最後は、喜六とおかみさんのドタバタですが、それが能の『船弁慶』の一節を演じての喧嘩というのも、面白くも教養深い演目です。『延陽伯』は、関東では『たらちね』。妙に言葉遣いの丁寧なお嫁さんが来ることになったことからの騒動。やもめが新婚生活を空想して一人で盛り上がるところも、大きな見せ場、聞かせ場です。関東の『たらちね』では、お嫁さんの名前は「千代女」なのですが、「延陽伯」という名の意味は?小佐田定雄氏の演目解説にその謎が繙かれています。高座とともに、解説の謎解きもお楽しみです! |
目次 |
【目次】 枝雀と私 第3回(古田新太) 高座解説 船弁慶(小佐田定雄) >> もっと見る
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ジャンル | 芸術・芸能 > 古典芸能 > 古典芸能 > 落語 |
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