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著者名 |
辻惟雄 |
出版社 |
小学館 |
出版年月 |
2014年12月 |
参考価格 |
¥16,500 |
頁数 |
304p |
ISBN |
978-4-09-601104-1 |
内容 |
【要旨情報】 平安時代、空海・最澄らのもたらした密教が新しい都を中心に広められ、各地で造時造仏がさかんに行われた。仏教思想が貴賤を問わず浸透し、神仏習合も進められ、10世紀以降には往生極楽を願う浄土教が興隆する。時期や地域、信仰によって異なる仏教の代表的なものを多数掲載する。
【出版社コメント】 平安時代400年の祈りのかたち794年、新しい都・平安京が定められ、都の入り口に官寺として建立された東寺が、唐から密教をもちかえった空海に与えられます。以後、都とその周辺で造寺・造仏がさかんに行なわれるようになりました。神護寺の薬師如来立像をはじめ、室生寺の十一面観音菩薩立像や醍醐寺の聖観音菩薩立像や、東寺講堂で立体曼荼羅を構成する諸像、地方の寺院の像なども取り上げます。10世紀になると、寺院造立が漸減していきますが、その間も密教信仰は貴族たちの信仰として根付いていました。そして、摂関政治が最盛期を迎える10世紀後半、末法の世をまえに浄土教信仰が興隆し、摂関家をはじめとする貴族が競って大寺院を建立します。それら寺院に納められる仏像の製作のために、康朝や定朝ら仏師も大規模な仏所を構え、その需要に応えるようになりました。この時期に製作されたのが、同聚院の不動明王坐像や平等院鳳凰堂の阿弥陀如来坐像です。平安時代400年の間に各地でつくられた仏像をおよそ200体。さらに八幡神像など、仏教の影響を受けて造像されるようになった神像も多数紹介します。あわせて、仏像が収められた建築、荘厳具なども取り上げています。
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目次 |
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ジャンル |
芸術・芸能 > 美術 > 美術作品集 > 美術全集・シリーズ別
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