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著者名 |
関裕二 |
出版社 |
小学館 |
出版年月 |
2015年04月 |
参考価格 |
¥814 |
頁数 |
253p |
ISBN |
978-4-09-825188-9 |
内容 |
【要旨情報】 第4巻では、いよいよ正史『日本書紀』が古代史から消し去ったこと、そしてその理由を暴く。蘇我入鹿は本当に大悪人で、入鹿を討った中大兄皇子(天智天皇)と、中臣鎌足は真の英雄だったのか。乙巳の変後、中大兄皇子はなぜ無謀な百済救援の出兵を強化したのか。大海人皇子(天武天皇)はなぜ壬申の乱に大勝できたのか。そして、おしどり夫婦といわれている天武と持統天皇の本当の関係とは…。『日本書紀』の企みに気づき、その記述を緻密に検証することで、隠され歪められてきた古代史の真相を解き明かす。
【e-honおすすめコメント】 日本書紀が隠した真実がいよいよ明らかに!
【出版社コメント】 日本書紀が隠した真実がいよいよ明らかに!645年、乙巳の変。天皇家簒奪を狙った逆臣・蘇我入鹿が誅殺され、改革の障害が取り除かれたことで大化の改新がなった。最大の功労者は、後の天智天皇、中大兄皇子と、藤原氏の祖、中臣鎌足である――。正史『日本書紀』はそう伝え、学校の教科書でもそう習う。しかし、はたしてそれは真実なのだろうか。『日本書紀』にはいくつもの嘘が見え隠れするのだ。蘇我氏は本当に悪党だったのか。乙巳の変後、中大兄皇子はなぜ無謀な百済救援の出兵を強行したのか。大海人皇子(天武天皇)はなぜ壬申の乱に圧勝したのか。おしどり夫婦といわれている天武天皇と持統天皇の真の関係とは。そして、一躍歴史の表舞台に躍り出て『日本書紀』編纂の中心人物となった藤原氏とはいったい何者だったのか。『日本書紀』の企みに気づき、その記述を疑えば、善と悪、兄と弟、夫と妻の本当の姿が見えてくる。歴史が大きく動いた『日本書紀』編纂直前の7世紀。「正史」が隠したかったものはそこにある。本当は何が起こっていたのか。葬り去られたこと、書き替えられたこととは何なのか。古代史改竄の真相を、著者がいよいよ明らかにする。
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目次 |
【目次】 第1章 乙巳の変と百済出兵(手向けられ続ける野の花 入鹿神社の意地 ほか)
第2章 天智天皇と天武天皇(天智と天武は不思議な関係 中臣鎌足は百済王子? ほか) 第3章 壬申の乱の謎(大海人皇子が壬申の乱を制した原因は天智天皇の不人気 誰も望んでいなかった近江遷都 ほか) 第4章 天武天皇と持統天皇(天武天皇は神になったのか? 改革事業が本格的に始動したのは天武朝から ほか) 第5章 伊勢神宮と藤原不比等(なぜ藤原不比等は藤原千年の基礎を築けたのか 律令と天皇 ほか)
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ジャンル |
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