【e-honおすすめコメント】
「処刑するなら私にお任せ願えませんか」「捕虜にアテミをしてみたいな」「首を切られるのに比べたらいい死に方だ」「飛行士たちは麻酔で死ぬかもしれない」・・・。昭和20年5月、日米を震撼させる悲劇は起きた！海軍戦闘機「紫電改」の体当たりによって墜落したB29爆撃機の飛行士12名。彼らは次々と九州大学医学部の解剖室へ連れて行かれ、生きたまま「肺摘出」「心臓摘出」「脳の切開」「海水注射」といった医学実験や解剖の犠牲となった。人間の生命を救う立場の医者がなぜ凄惨な行為を行ったのか。そして裁判の結末は？昭和54年の発売とともに大反響を呼んだ名著が甦る！

“手術”の全貌　ほか）
第２部　人肉試食事件（こうして捏造された
一人の勇気）
第３部　軍事裁判（証人と証言
最終弁論と論告）