著者名 | 岡田英弘 |
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出版社 | PHP研究所 |
出版年月 | 2005年09月 |
参考価格 | ¥770 |
頁数 | 189p |
ISBN | 978-4-569-64619-0 |
内容 |
【要旨情報】 天下を統治できるのは天命を受けた唯一人の天子のみ。中国文明の“歴史の父”司馬遷が創造した「正統」の観念は、中国人がこだわる歴史認識を決定づけた。変化があっても認めない、記録しない。正史は永久不変の理想の姿を描くもの。ところが現実には三国時代、南北朝時代と王朝が並立、しまいには北方の遊牧帝国に侵入される始末。その屈辱を晴らすため、新興民族を夷狄と蔑む負け惜しみ、それこそが「中華思想」だ。では中国はつねに純然たる「漢人」のものだったのか?歪められた歴史の滑稽、ここに見たり。 |
目次 |
【目次】 序章 中国人の歴史観―つくられた「正統」と「中華思想」 第1章 司馬遷の『史記』―歴史の創造 >> もっと見る
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ジャンル | 新書 > 教養新書 > 教養新書 > PHP新書 |
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