著者名 | 佐藤幹夫 |
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出版社 | PHP研究所 |
出版年月 | 2006年03月 |
参考価格 | ¥858 |
頁数 | 308p |
ISBN | 978-4-569-64934-4 |
内容 |
【要旨情報】 「作家の発言は多かれ少なかれみんな嘘だと思っています」。そう語る本人が25年間ついてきた“嘘”―「日本の小説はほとんど読まなかった」。作品にちりばめられた周到な仕掛けに気づいたとき、村上春樹の壮大な自己演出が見えてきた。しかしそれは読者を煙に巻くためだけではない。暗闘の末に彼が「完璧な文章と完璧な絶望」を叩き込まれ、ひそかに挑んできた相手はだれか?夏目漱石、志賀直哉、太宰治、三島由紀夫…。「騙る」ことを宿命づけられた小説家たちの「闘いの文学史」が、新発見とともに明らかになる。 >> もっと見る
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目次 |
【目次】 序となる文章 「巨大な事物の真実は現われにくい」(村上春樹) 第1部 闘いと迷宮と―新しい“村上春樹”の発見(ある闘いの文学史―志賀直哉・太宰治・三島由紀夫 >> もっと見る
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ジャンル | 新書 > 教養新書 > 教養新書 > PHP新書 |
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