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著者名 |
繁田信一 |
出版社 |
PHP研究所 |
出版年月 |
2008年10月 |
参考価格 |
¥1,540 |
頁数 |
295p |
ISBN |
978-4-569-70288-9 |
内容 |
【要旨情報】 平安朝をうつす日記『小右記』を綴った藤原実資。かの藤原道長のライバルと言われた実資には、“千歳まで生きてほしい”との願いをこめて、千古と名づけた娘がいた。王朝貴族として幾多の縁談に翻弄される姫君、藤原千古の運命とは…。
【e-honおすすめコメント】 平安朝の世相を生々しくつづった日記『小右記(しょうゆうき)』。藤原道長とライバル関係にあった藤原実資(ふじわらのさねすけ)は、道長・頼道の全盛期の社会や政治、貴族の日常生活などを、彼の日記『小右記』に、こと細かに、55年に渡って記していた。その詳細な記述により、重要な史料となっている『小右記』だが、そこには、たくさんの記述にまぎれて、ある姫君の生涯が綴られていたのである。姫君の名は、藤原千古(ふじわらのちふる)。実資にとって、唯一生きて成人を迎えた最愛の娘であった。名門貴族家の姫君として生まれ、父の愛情を一身に受けて育つ千古はしかし、一方で、父実資と、同じ藤原姓の道長らとの水面下での争い、「政略結婚」の渦に巻き込まれ、思いもよらない運命をたどることとなったのである――実在した人物による日記から、平安王朝を生きた姫君の人生が浮かび上がる。豪奢で華やかなイメージの貴族家の姫君たちの真の姿とは。
【出版社商品紹介】 世に「かぐや姫」と呼ばれた姫君、藤原実資の娘・千古の生涯を辿りながら、平安王朝の姫君たちの実状を描く。知られざる史実が続々。
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目次 |
【目次】 序章 ふられ続けるかぐや姫 第1章 名門貴族家の姫君
第2章 かぐや姫の姉君たち 第3章 妃になれない姫君 第4章 かぐや姫と貴族社会 第5章 焦りはじめる竹取の翁 第6章 姫君たちの零落 第7章 かぐや姫の結婚 終章 かぐや姫の去りし後
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ジャンル |
歴史・民俗 > 日本史 > 日本古代史 > 平安時代
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