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著者名 |
上山明博 |
出版社 |
PHP研究所 |
出版年月 |
2009年05月 |
参考価格 |
¥1,870 |
頁数 |
310p |
ISBN |
978-4-569-70685-6 |
内容 |
【要旨情報】 乾電池を発明した市井の大発明家。ものづくりへのあくなき情熱が感動を呼ぶ傑作伝記小説。
【e-honおすすめコメント】 乾電池は日本人の発明です!世界に先駆けて乾電池を発明した屋井先蔵(やい・さきぞう)は1863年、長岡に生まれる。先蔵の足跡は、これまで地元でもあまり知られていなかった。天体のように動力がなくても動く機械。ひとりの青年が思い描いたのは永久機関の発明だった――。試行錯誤を繰り返し完成した乾電池。乾電池は日清戦争で用いられ、それまでの液体電池、湿電池を超える性能は当時の記事に「厳冬の戦地で大活躍! 世界一の“屋井乾電池”極寒の地でも氷結せず」と見出しを飾り、高く評価された。先蔵が、上京時に、三国峠を越え、残雪の残る山肌を振り返ったとき、それが白いツツジのように見えたという。故郷のことを忘れることのないよう、都内の自宅に白いツツジを植え生涯愛したという。先人未踏の道を情熱で拓き、幾多の困難を夢みる力で乗り越え、発明で国の誉れとなることを希求した市井の大発明家。その波乱の生涯を描いた感動作。
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目次 |
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ジャンル |
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