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著者名 |
三田誠広 |
出版社 |
PHP研究所 |
出版年月 |
2010年05月 |
参考価格 |
¥1,540 |
頁数 |
273p |
ISBN |
978-4-569-77917-1 |
内容 |
【要旨情報】 美男子なのに後ろ向き、高貴な出なのにマイペース…それでもみんなに愛された「なりひら」の恋物語。
【出版社商品紹介】 その人生は平安時代の「人間失格」か。最高の美男、数々の恋愛遍歴、でも貴族としては不遇だった在原業平をユニークに描く。
【出版社コメント】 在原業平といえば、『伊勢物語』に「むかし男ありけり」と語られた人物とされ、日本史屈指の美男、プレイボーイといわれる。父は平城天皇の第一皇子・阿保(あぼ)親王、母は桓武天皇皇女・伊都(いと)内親王、しかも『古今集』はじめ勅撰集に多数入集している歌才からして、実在の業平もかなり女性にモテただろう。しかし業平は貴族としては出世が遅く、不遇であった。華麗な恋愛遍歴と裏腹に、内面はかなり屈折していただろう。その屈折は、あるい太宰治作品の主人公のような「マイナスの魅力」を湛え、女性たちを虜にしたのではないか――本書の主人公「なりひら」は、この前提から誕生した。権力や地位にはまるで無関心、マイナス思考でマイペース、恋愛はしても溺れたりしない。どろどろした政争のかたわらで、ひとり静かに恋をし歌を詠んでいる「なりひら」の、どこか憎めないキャラクターに思わずはまってしまう。新感覚で楽しめる古代の恋愛物語。
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目次 |
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ジャンル |
文学・ノンフィクション > 文学 > 日本作家 小説・エッセイ > 日本文学 男性作家
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