【出版社コメント】
誰かに認められなくても、あなたは素晴らしい――。作家の五木氏がいま特に気になっていること、それは「『誰かに認められたい』という気持ちから生まれ出る、悩みや苦しみについて」だと語ります。本書は、「人はみな、ただひとつしかない尊い存在」「悩みとは、自分自身を映す鏡のようなもの」「登り道、下り道、いずれも大切な人生の時間」など、立ち止まって前へ進めなくなっている人へ贈る、珠玉の言葉集です。見る角度を少し変えるだけで、「承認欲求の罠」から自由になれるというメッセージで、悩み苦しむ人を優しく包む1冊。　「あなたが普通だと思っているその日常こそ、素晴らしいあなたの物語なのです。華やかな生活をしている人を羨んで、地味で退屈な日々だと感じているとしたら、それは非常にもったいないことです。ほかの人の人生ばかり見ていないで、もう一度あなた自身の人生を見つめてみましょう」

第２章　味わい上手になろう（「ひとり」を楽しむ自分を見つける
一瞬を味わうことが人生を豊かにする　ほか）
第３章　誰かとともに在る歓び（違う存在同士だからこそ響き合う
たくさんの「いのち」とともに在る歓び　ほか）
第４章　風のように、ひとり軽やかに（「あきらめる」は明らかに究めること
プレハブ的な生き方も楽しい　ほか）