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著者名 |
百田尚樹 |
出版社 |
PHP研究所 |
出版年月 |
2018年07月 |
参考価格 |
¥2,145 |
頁数 |
223p |
ISBN |
978-4-569-84071-0 |
内容 |
【出版社コメント】 「笑われるのを承知で書くが、この曲は人類の残した最も偉大な曲ではないかと本気で思っている」「第四変奏はまさに幽玄の世界である。そしてこの変奏曲の最後の部分で、私は天使が天上から舞い降りてくる姿を見る。ここはもう涙なしには聴くことができない」……。
本屋大賞作家の百田尚樹氏は、クラシックのCDを2万枚以上持っている大のクラシックファン。本書は百田さんのクラシックエッセイシリーズの第三弾、完結編になります。
今回は「天才たちの到達点」と題し、ベートーヴェン、リヒャルト・シュトラウス、シューベルト、ブラームスといった天才たちが、晩年に辿り着いた境地について語っています。「現世の苦しみや悲しみから解脱したような曲」である「モーツァルト・ピアノ協奏曲27番」、作曲家の死を物語る突然の沈黙が訪れる「バッハ・フーガの技法」など。なお、最初に挙げた「最も偉大な曲」はベートーヴェンのピアノソナタ32番です。音楽の最高峰の真髄を、本書の解説で是非味わってみてください。
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目次 |
【目次】 第1部 天才たちの青年期・壮年期(ショパン「ピアノ協奏曲第一番」―大人になってその良さがわかるようになった ベートーヴェン「第七交響曲」―ロック好きな友人が夢中になった
モーツァルト「フィガロの結婚」―女性の貞操をテーマにした、最もモーツァルトらしい作品 リヒャルト・シュトラウス「ツァラトゥストラはかく語りき」―哲学書まで音楽にした男 メンデルスゾーン「ヴァイオリン協奏曲」―ヴァイオリンでなければ表現不可能な世界 ほか) 第2部 天才たちの到達点(モーツァルト「三大交響曲」―三曲合わせて、「遺書」ともいえる交響曲 ベートーヴェン「ピアノソナタ第三二番」―人類が残した最も偉大な曲 ブラームス「クラリネット五重奏曲」―ベートーヴェン的なものを排した、あるがままの曲 スメタナ「モルダウ」―聴力を失ってから生み出された、チェコの国民的名曲 モーツァルト「ピアノ協奏曲第二七番」―現世の苦しみや悲しみから解脱したような曲 ほか)
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ジャンル |
芸術・芸能 > 音楽 > クラシック音楽・オペラ > クラシック音楽評論・エッセイ
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