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著者名 |
奥山景布子 |
出版社 |
PHP研究所 |
出版年月 |
2021年06月 |
参考価格 |
¥1,980 |
頁数 |
317p |
ISBN |
978-4-569-84926-3 |
内容 |
【要旨情報】 朝敵とされ、慶喜にも裏切られた男は、それでも抗おうとした―会津藩・松平容保の弟で、桑名藩主・松平定敬。兄と共に徳川家のために尽くそうとしたゆえに、越後、箱館、そして上海にまで流浪した男の波瀾に満ちた人生と秘めたる想いに迫る。
【出版社コメント】 「なぜ、朝敵と言われなければいけないのか――。我らに何の罪があるというのか」
幕末、火中の栗を拾うようなものと言われながらも、京都守護職を拝命した会津藩主・松平容保の弟である桑名藩主の松平定敬は、京都所司代として、兄と共に徳川家のために尽くそうとする。
しかし、十五代将軍・徳川慶喜は大政奉還後、戊辰戦争が起こると容保、定敬を連れて江戸へ戻り、ひたすら新政府に恭順。慶喜に裏切られる形となった定敬らは、恭順を認めてもらうには邪魔な存在として遠ざけられてしまう。
一方、上方に近い桑名藩は藩主不在の中、新政府に恭順することを決める。藩主の座を追われた定敬は、わずかな家臣と共に江戸を離れることに……。
朝敵とされ、帰るところも失い、越後、箱館、そして上海にまで流浪した男は、何を感じ、何を想っていたのか――。
新田次郎文学賞&本屋が選ぶ時代小説大賞受賞作家が、哀しみを心に宿しつつ、転戦していく松平定敬の姿を感動的に描く歴史小説。
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目次 |
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ジャンル |
文学・ノンフィクション > 文学 > 歴史・時代小説 > 歴史・時代小説 女性作家
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