実際の店頭在庫とは異なることがございます。ご来店の際は事前にお電話にてお問い合わせください。
著者名 |
五十嵐彰 |
出版社 |
新泉社 |
出版年月 |
2025年02月 |
参考価格 |
¥3,850 |
頁数 |
432p |
ISBN |
978-4-7877-2418-2 |
内容 |
【要旨情報】 差別とは何か?どのように捉えればいいのか?人種差別、性差別、障害者差別、性的指向差別…。私たちの周りでよく見聞きされる「差別」という言葉。しかし、差別ほどその存在を捉えにくいものはない。差別の調査は、多くの場合、差別される当事者に対して行われるため、その人が差別だと感じたことが、実は差別でなかったりするからである。それでは、何が原因で差別は引き起こされるのか。差別を「可視化」し、その実態を明らかにするための研究をもとに、差別の正体と、その原因、そして差別が当事者に何をもたらすのかを明らかにする。
【出版社コメント】 「私たちは差別の何を知っているだろうか? 不可視の差別を可視化する、厳密かつ包括的な差別研究の最前線--岸 政彦」人種差別、性差別、障害者差別、性的指向差別……。私たちの周りでよく見聞きされる「差別」という言葉。しかし、差別ほどその存在を捉えにくいものはありません。日本の差別調査の多くは、差別される当事者に対して行われるため、その人が差別だと感じたことが、実は差別でないということがありえます。一方、差別をしている側も、何が差別で何が差別でないかが明確でないまま、差別を行っていることが多いのが実態です。「自分は外国人に対して否定的な感情を抱いていないから、差別をしていない」という説明をよく聞きますし、実際、そう考える日本人は多いはずです。しかしこの考え方は、半分は正解ですが、半分は間違っています。外国人に対して否定的な感情をもっていなくても、知らず知らずのうちに差別をしているかもしれないのです。差別は見ることはできないし、差別の経験談でさえ差別を十分に反映しているとは言い難いのが現状です。だから差別は一筋縄では捉えることができないのです。では、何が原因で差別は引き起こされるのでしょうか。本書は差別の実証研究を扱った入門書です。差別を「可視化」し、その実態を明らかにするための研究をもとに、差別の正体と、その原因、そして差別が当事者に何をもたらすのかを明らかにしていきます。
>> もっと見る
<< 閉じる
|
目次 |
【目次】 序章 第1部 差別とは何か(差別の理論と検証
どんな場面で差別が起こるか 差別が人々に与える影響) 第2部 排外主義の要因(排外主義とその研究史 排外主義の要因) 第3部 差別と排外主義は減らせるか(差別や排外主義を減らすために) 終章
>> もっと見る
<< 閉じる
|
ジャンル |
社会学 > 社会学 > 社会問題各論 > 人種差別
|
※e-honは、株式会社トーハンが運営するオンライン書店です。
インターネットで注文した書籍を、宅配または三省堂書店の各店舗で受け取れます。
ご利用にあたっては、e-hon会員登録が必要です。