著者名 | 井出幸男 |
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出版社 | 梟社 |
出版年月 | 2016年03月 |
参考価格 | ¥2,750 |
頁数 | 344p |
ISBN | 978-4-7877-6331-0 |
内容 |
【要旨情報】 民俗学者宮本常一の、土佐に生きた博労の男の生と性の遍歴を描いた名品『土佐源氏』(岩波文庫『忘れられた日本人』所収)には、隠された原作が存在していた。秘密の地下出版物として、著者不詳のまま世に出た『土佐乞食のいろざんげ』である。土俗の性文学の傑作ともいうべきこの原作と、学的な装いをととのえて我々の前にある民俗誌の名作『土佐源氏』の間には、宮本の“文学への夢”と民俗にかかわる、どのような心の真実と闇が秘められていたのであろうか。 |
目次 |
【目次】 第1章 『土佐源氏』の成立(『土佐源氏』の位置―従来の評価、疑問と私見 『土佐源氏』成立の経緯 >> もっと見る
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ジャンル | 歴史・民俗 > 民俗学 > 日本民俗学 > 宮本常一 |
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