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(神保町本店)
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所在地 |
神保町本店
TEL:03-3233-3312
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著者名 |
日経ビジネス編集部 |
出版社 |
日経BP |
出版年月 |
2016年09月 |
参考価格 |
¥1,650 |
頁数 |
295p |
ISBN |
978-4-8222-3667-0 |
内容 |
【要旨情報】 無謀な目標、開発現場の絶望。燃費改竄は起こるべくして起きた。
【e-honおすすめコメント】 三菱自動車の燃費改ざんはなぜ起きたのか。そして、三菱自動車ではなぜ何度も不正が繰り返されるのか──。「日経ビジネス」「日経オートモーティブ」」「日経トレンディ」など日経BP社の各媒体の総力を集めて燃費不正問題を検証した。軽自動車4モデルで発覚した不正は、三菱自動車の運命と自動車産業のあり方を大きく揺さぶった。危機的状況に陥った三菱自動車を、日産自動車が傘下に入れて救済。スズキでも燃費に関する不正が発覚し、国の制度が見直されるなど「パンドラの箱」を開けた。不正の原因を探ると、そこには絶望の縁に立たされた開発現場の姿があった。ダイハツ工業やスズキとの燃費競争に勝とうと、目標は5度も引き上げられた。現場の「無理だ」との声は経営陣には届かない。走行試験などを担当する技術者は追いつめられ、不正に手を染めた。データを改ざんするための専用ソフトウェアまで開発され、不正の手口は代々引き継がれていった。開発現場だけの問題ではない。三菱自動車はこの20年近く、経営の混乱が続いてきた。リコール隠しなどの不祥事もあり、株主や経営者が次々に変わった。技術者や次々に会社を去り、競争力は低下していった。経営が迷走すれば現場はモチベーションを落とし、それが不正の温床となる。本書が紹介する三菱自動車の「転落の歴史」は、そうした事実を改めて教えてくれる。
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目次 |
【目次】 第1章 不正のメカニズム(無謀が生んだ絶望 開いたパンドラの箱 ほか)
第2章 日産、電光石火の救済(凍りつく三菱グループ スリーダイヤの値段 ほか) 第3章 迷走と凋落の20年(「パジェロバブル」の傷跡―1998年~ ダイムラーに命運託す―2000年~) 第4章 歴代トップの証言 なぜ変われなかったのか(中村裕一氏(相談役、元社長)「RVで敗北、国内販売不振が元凶」(2001年4月30日号) 河添克彦氏(相談役・前社長)「不要な事業から撤退する勇気なかった」(2001年4月30日号) ほか)
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ジャンル |
経営・ビジネス > 産業・業界 > 業界・企業研究 > 自動車業界
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